ビジネス英語の講義に咲く「今」を詠む――大学院生TAの活動より

7号館中庭で授業をする様子

第一回の講義が行われるこの頃、国際文化学科の学生が集う7号館では「Carpe diem(今日という日の花を摘め)」という言葉が本学7号館の中庭でよく響きます。国際文化学科マクマレイ教授はよく学生達に「一日を有意義に、”今”この瞬間を大切に」と問いかける姿をよく目にします。筆者は第一回の授業の重要性を認識し、ボランティアとして参加しました。

さて、春風が吹き荒れ、新年度の喧騒が残る4月17日の2限目、国際文化学科マクマレイ教授による、ビジネス英語の第1回目の講義が開催されました。

授業の前半、マクマレイ教授はRobbin Williams氏によるDead poet Society(いまを生きる)を内容としたワークショップを実施しました。“Gather ye rosebuds while ye may" (摘めるうちにバラの蕾を摘みなさい)と記載されたプリントには、第1回目の講義では、ビジネス英語を履修する意味とは何か考察することを目標とする内容でした。アウトドアラーニング構想に基づき、先ずは教室の外へ。7号館の中庭にて実際に咲いている花を観察し、考察するためにスマートフォンで写真を撮る。そして、5感で感じながら「季語」を書き出し、英語俳句を詠み、発表をするといった内容でした。ここで学生たちが感じた花を紹介します。

Colocasia(コロカシア)※亜熱帯気候の植物

Hydrangeas(紫陽花)

Cyclamen(シクラメン)

これらの花をビジネス英語に置き換えると、Colocasia(今いる場所である鹿児島)、Hydrangeas(時期的に夏の花であることから未来を連想)、Cyclamen(綿密な判断)を連想することができます。つまり、ビジネス英語の講義で必要となる意識とは何か考えるきっかけとなり、なぜビジネス英語を英語で学ぶ必要があるのか一考することにより、より一層深い学びが可能となることが期待できます。3つのリアルケーススタディに基づき構成されるビジネス英語の授業は、「Case of the Three Ships」「Islands cases(Russia, and Canada)」そして「Kagoshima and neighboring countries and regions (Hong Kong)」を用いた、鹿児島から世界を見据える内容となっています。また、積極的に現在の世界情勢と屋外空間を取り入れながら授業内容を調整しています。

マクマレイ教授とTAである筆者は今後も地域視点と国際視野を強みにしたアクティブラーニング作成に挑み続け、履修する学生にとって実りのある授業を行えるよう、日々精進して参ります。

国際文化研究科博士前期課程1年 原 有輝

(写真はすべてマクマレイ研究室提供)

実際に感じた世界観を発表する様子