新入生ゼミナールの教室から——合同プレゼンテーション発表会を開催

研究成果の発表に耳を傾ける(執筆者提供)

「新入生ゼミナールⅡ」の最終回に3組(山川仁子ゼミ)・4組(山下孝子ゼミ)合同によるプレゼンテーション発表会を開催しました。

1年次に開講される「新入生ゼミナールⅠ・Ⅱ」は,大学での学びに必要な調査力・思考力・表現力を身につけるとともに,国際文化学科で何を学び,どのような目標をもって学修を進めていくのかを考え,自身の学びの方向性を見つけることを目的とした初年次教育です。

当日は,各組3グループ,計6グループが登壇し,「国際」「文化」「地域」「言語」をキーワードに,多様なテーマについて約10分間のプレゼンテーションを行いました。学生たちは,大学入学後1年間の学びを土台に,文献調査や情報収集,内容整理,発表構成の検討などにグループで取り組み,準備を重ねてきました。

発表準備の過程では,役割分担や意見調整に苦労する場面も見られましたが,話し合いを重ねるうちに互いの意見を尊重しながら内容を深めていく姿が印象的でした。入学当初は「グループワークが苦手」と話していた学生が,試行錯誤を通して自信をつけ,堂々と発表に臨む様子も見られ,1年間の成長を感じさせる発表会となりました。

発表後には,内容の分かりやすさ,構成,表現方法などの観点から相互評価を行いました。いずれの発表も完成度が高く,評価結果は僅差となり,学生同士が互いの取り組みを高く評価し合う発表会となりました。自分たちの発表を振り返ると同時に,他グループの工夫や新たな視点に触れることで,学生にとって多くの学びを得る貴重な機会となりました。

発表結果
1位:「妖怪最強ランキング」(4組2班)
2位:「鹿児島にディズニーがあったら?」(3組2班〈ゆきだるま〉)
3位:「武道と人間形成」(3組3班〈やる気は一流〉)

そのほか,
「推し文化はなぜ広まったのか」(3組1班〈チーム推し活〉)
「鹿児島の郷土料理について」(4組1班)
「祭りで巡る世界一周」(4組3班)
といった,独自の視点と工夫に富んだ発表が行われました。
本発表会を通して,調べた内容を整理し,他者にわかりやすく伝える力や,協働して一つの成果をまとめ上げる力が,学生たちの中で着実に育っていることがうかがえました。

国際文化学科教授 山川 仁子(日本語教育)