オンラインで交流会と英語ディベート大会を開催しました

オンラインで交流を深める(写真はすべて、マクマレイ研究室提供)

6月24日、マクマレイゼミでは 、福岡の西南女学院大学(北九州市)の学生3名とニュージーランドのマルコム・スワンソン先生とZOOMを利用して、交流会とディベートコンテストを行いました。

最初に、スワンソン先生がニュージーランドについて詳しく教えてくれました。南西太平洋に位置する国のニュージーランドでは人口の半分以上はヨーロピアンですが、マオリ族やアジア人の人々も住んでおり、約2700万頭もの羊がいるそうです。そしてアイスクリームが美味しいと笑顔で話して下さりました。また、ニュージーランドではジャイアント・ペンギンの化石が発見されており、他にも絶滅危惧種のバッタ、ジャイアント・ウェタ、殻の直径が10cmを超えるジャイアント・スネイル(カタツムリ)が生息しています。そして、国鳥であるキーウィもニュージーランドにのみ生息しています。他にはニュージーランドの先住民族マオリ族が使っていたマオリ語についても学びました。「Kia ora(キアオラ)」は温かい歓迎の言葉だそうです。また、ハカはニュージーランドの伝統的な踊りで、今ではラグビーの試合前に気合いを入れるためにハカを踊る場面もよく見たりしますね。

クイズを混じえた今回のZoom交流会はとても楽しく、ニュージーランドの文化などについて学べました。

次に「おもてなしwho is the best?」というディベートコンテストが行われました。

鹿児島市チーム、指宿市チーム、北九州チームの3チームによる、おもてなしのサービスやその場所の良さを英語でアピールし、どこが1番かを決めるものでした。鹿児島市と指宿市は鹿児島国際大学から、北九州市は西南女学院大学からそれぞれ3、4人のチームに別れてディベートが行われました。

鹿児島市チームは、日本で2番目に有名といわれている温泉や鹿児島の伝統的な食べ物の鳥刺し、桜島などの美しい景色についてを発表しました。また、鹿児島市には英語が話せる人が多く、たくさんの他国の言語ガイドがある面も魅力だと伝えていました。

指宿市は、夏の醍醐味である唐船峡のそうめん流しや日本の文化や伝統のスタイルが有名な白水館、知覧特攻基地についてを発表しました。その中でも、白水館では多くの外国の方々が働いており、外国人観光客への対応も優れているところが素敵な部分だと伝えてました。

北九州市は、お花見や茶道で有名な小倉城や竹あかりのビックイベント、オリジナル料理の焼きカレーが魅力の門司港を発表していました。交通の面では、バスや新幹線、電車など沢山の機関があるため、渋滞を避けて行きたい場所にいけるところがアピールポイントとして挙げられていました。

 それぞれがディベートをした後、質問し合ったり感想を伝えたりとても盛り上がったコンテストでした。それぞれ魅力的な部分が伝わってきて、いつか訪れたいと感じました。

そして最後に結果発表があり、優勝は……、

「北九州市チーム」でした!

多文化交流としても大変貴重な機会でした。

国際文化学科 3年 陣内 あき乃・ 西 ひろよ