霧島の美しさを俳句で表現

霧雨の中季語探索を行う学生たち(写真はすべてマクマレイ研究室提供)

マクマレイゼミは7月12日に霧島へフィールドワークに行きました。

活動のテーマは第3回英語俳句コンテストを思わせる「霧島の自然と芸術の調和を再発見し、俳句活動に活かす」とし、学生たちは霧雨の中霧島神宮境内を隈なく散策し季語探し出しました。自然と歴史が調和した空間から見つけた季語を集め、昼食は道の駅霧島神話の里にて霧島の味覚を堪能した後、霧島を題材にした即席句会を開催しました。以下にて発表された俳句を4つ紹介します。

「通り雨 何度来るか もういいって」(2年生の永野早恭さん)

「雨の中 静寂に響く 滝の音」(2年生の井川栞さん)

「雲に 突然の光さす 霧島」(3年生の永榮日南希さん)
 
「Kirishima’s peak glows, Drizzle whispers on green leaves, Nature’s symphony 」(4年生の原有輝さん)

どの俳句も霧雨に浮かび上がる霧島の情景を見事に体現しています。

昼食後は霧島アートの森に移動し、栗野地域の豊かな自然とアートが融合した独特な世界観を体験し、学生たちは動画の撮影に挑みました。今回の霧島で行われたフィールドワークは、霧島の自然と芸術の調和を再発見し、俳句活動に必要な題材を集めることができました。また、学年の垣根を越えた交流をすることが出来た思います。

国際文化学科2年 竹内 空

即席句会の様子