大学院生の記事が学会誌に掲載

木場さんと記事が掲載された学会誌(マクマレイ研究室提供)

全国語学教育学会(JALT)の機関誌『The Language Teacher』7月号のティーチングアシスタントコラム(44~47ページ)に、本学国際文化研究科で学ぶ木場航太郎さんのコラム「Exploring London’s Multiculturalism」が掲載されました。

JALTは1976年に設立された国内外で約3000人の会員がいる学術団体です。今回掲載された記事には、木場さんの中学生の頃からの英語学習や、カリフォルニア州でのホームステイなどの他、コロナ過での留学経験などについて書かれています。さらにイギリスでの留学中に出会ったロンドンを中心に発展している「多文化ロンドン英語」や留学生活で見た今のイギリスの印象についても綴られています。

ロンドンは多様な文化が融合し、それが独自の英語表現を生み出しています。例えば、異なる言語や文化背景を持つ人々が共存する中で形成されたスラングや表現が、日常会話やメディアで広く使われています。このような言語の多様性は、都市の社会的結びつきを深め、文化の豊かさを象徴しています。木場さんの記事は、留学生としての実体験を通じて、現代の多文化社会における言語の役割と変容について深く考察しています。

この雑誌の編集委員でもある筆者の大学院コースでは、次の執筆者を待っています。ぜひ大学院国際文化研究科で学びを深めてはいかがでしょうか。

国際文化学科 マクマレイ デビッド