伊藤園お〜いお茶俳句担当者と懇談

なごやかに行われた意見交換(写真はすべてマクマレイ研究室提供)

1月18日に株式会社伊藤園(本社は東京都渋谷区)のお〜いお茶の俳句担当の方々と俳句コンテストについて懇談しました。

今回、本学を来訪した俳句コンテストの担当者は2名。本学のマクマレイ教授、同ゼミの学生たちと本学の中学生・高校生英語俳句コンテストやお〜いお茶の俳句コンテストのこれからの展望について意見交換を行ないました。

マクマレイゼミでは、ENGLISH HAIKU PROJECT のメンバーを中心に、産学官地域連携センター主催で英語俳句コンテストの運営や企画を行っています。今年度は第2回のコンテストを開催し、成功裡に終わりました。ですがそれと同時にこれからのさらなる発展に向けてのアイデアを考えていかなければなりません。ただコンテストを開くことはできても、そこに何を意味するのか、中学生高校生にさらに英語に興味を持ってもらうためにはどうすればよいのかを考える機会として、今回の対談が実現しました。お〜いお茶の俳句担当の方々も、コンテスト開催にあたって、さらに応募数を増やすことや小さい子どもから、大人まで誰もが応募しやすい環境を作っていくことのためにさまざまに思考をめぐらせていらっしゃいました。

最初に挨拶をしたあと、マクマレイ教授より今回の目的をお話いただきました。そして、本学も伊藤園も俳句コンテストを開いていることの説明があり、議論へと入りました。今回幸いだったのは、この対談に大学院の留学生とゼミのOBである高校教諭をされている今別府先生も出席していただきました。留学生から見た俳句や実際の教育現場の先生からも意見が同時に聞けることはなかなかないため、すごく意見の内容も的確に、その場でその現状を確認できました。

伊藤園の担当者からは、初めて俳句を書く人にどう取り掛かりを提供できるかとの質問中で、私たちゼミ生の配信しているYouTube動画についてお褒めの言葉をいただき、大変わかりやすく、見やすいものに仕上がっているとのお言葉をいただきました。実際にゼミ生が出演していますが、学習ハンデを持った人にも分かりやすく伝えるという目的の成功を感じた瞬間でした。私たちとしてはどうすれば私たちのコンテストでもさらに多くの応募をしていただけるかについての考えを質問し、伊藤園としては最初、よりそのお茶について興味を持ってもらえるようにとの願いがあったそうですが、そのお茶とともに、応募してくださった皆さんとともに成長してきたそうです。私たちも私たちにできることから考え始めていかなければならないと思います。地域とともに、応募してくださる方々と共に、この俳句コンテストも成長させ続けなければならないのだと思います。

今回このような対談ができたことに感謝し、来学してくださったお〜いお茶の俳句関係者の方や今別府先生に感謝したいと思います。ありがとうございました。

国際文化学科3年 德田 太輝