「国際俳句」で「お~いお茶新俳句大賞」関係者と意見交換

10月15日(月)に「第30回伊藤園お~いお茶新俳句大賞」の広報を担当する、ピーアールコンビナート株式会社の末下洋治さんと小林祐貴子さんが来校されました。昼食会やマクマレイ教授の「国際俳句」の授業に参加され、学生と俳句についてお互いの率直な意見交換をしました。

国際文化学科3年今別府麻生さんが「これからの英語教育へ俳句を取り入れていきたい」と抱負を述べたほか、会食の中では、新俳句や俳句の国際化の話題が上がりました。台湾、中国本土や韓国の留学生が日本語で俳句を作る際に彼らの文化的背景や言語を通して日本人が使わないような表現や言い回しを俳句に使用している傾向に新たな俳句の潮流となっているとのこと。多くの日本人が俳句に対して持つ固定概念に捉われない新しい俳句の形「新俳句」に期待を持てる良い機会となりました。

これを期にこれからの英語教育においての俳句の可能性を広げていくとともにに、英語学習に俳句を取り入れることによって、英語や日本語の言葉の持つ響きや意味、語法についてより深く学ぶきっかけになることを確信しました。

また、英語俳句を学ぶことが、日本古来の俳句をも見直す機会となり日本文化としての俳句を通して国際交流のきっかけとなるでしょう。

「第30回お~いお茶新俳句大賞」は2018年11月3日から応募開始されます。皆さんもぜひ応募してみてください。

岩下 栞(国際文化学科3年生)