1年生が英語俳句に挑戦

作成した俳句を発表する学生たち(写真はマクマレイ研究室提供)

6月29日の新入生ゼミナールで、私たち1年4組はマクマレイ・デビッド教授の指導のもと、英語での俳句作りに取り組みました。

 まず、キャンパス内を少人数のグループで散策し、俳句の題材にできそうなものの写真を撮りました。さらに、図書館の4階にある研究室で、マック教授のゼミ生の先輩に、英語で作る際のテクニックを教えて頂きました。中でも印象に残ったのが、日本語の俳句でも使われている「掛詞」が英語の俳句でも使えるということです。例えば、「秋に葉が落ちる」という文では、「秋」の”fall”と「落ちる」の”fall”が掛かっています。最初から掛詞などのテクニックを使っていくのは難しいことだと思いますが、俳句を作っていくうちにできるようになれればと思います。私達のグループは、学内に植えられているユーカリの写真を撮りに行きました。何か学内の自然に関する俳句を作りたいと思います。

 その後、一度クラスで集合し、今度は基本的な英語の俳句の作り方を教えて頂きました。英語で俳句を作る時には、日本語と同じように5・7・5の音で作ります。しかし、英語は文字数ではなく、単語ごとの音節を元に数えて5・7・5を作ります。単語ごとの音節の区切り方が特に難しかったので、クラス内でも制作に難航している人が多かったです。

 最後に、クラス内の発表で、マック教授から高い評価を得ていた山下楓さんの俳句を紹介したいと思います。

Early summer breeze

Swaying sunlight through the trees 

Swaying blue.

初夏のそよ風が木々の間を揺れ動き、太陽の光が青く揺れる

国際文化学科 1年 大野 夏羽