カナダの日

カナダビーフでバーベキューを楽しむ学生たち(マクマレイ研究室提供)

7月1日、鹿児島国際大学の学生たちが鹿児島市八重山公園でカナダの建国記念日を祝いました。2020年はカナダの建国から153年目。カナダ・デー(カナダの日)と呼ばれる建国記念日にはカナダ全土でいろいろな祭典が催さます。

コロナウイルスが世界中に蔓延するまで、マクマレイゼミの学生たちは夏のカナダへの旅行を計画していました。今年は、カナダの日のお祝いなどのカナダのイベントはコロナウイルスのため、屋外では開催されません。加えて、日本にカナダ大使館(東京), カナダ政府名誉領事館 (福岡)を含むカナダ政府管轄のオフィスでは、COVID-19感染の蔓延を防ぐため様々な予防策を導入しています。

マクマレイゼミでは鹿児島国際大学の体育館(フィールドハウス)でスポーツ大会を企画していましたが、開催することが叶いませんでした。カナダの日を祝う計画を立てていた場所の第1候補であった休暇村は補修工事のため使用することができませんでした。

しかし、幸いなことに八重山公園が使用できることがわかり、木造バンガローを借りてバーベキューをしてお祝いをすることになりました。25人のマクマレイゼミ生は朝9時に国際大学を出発。現地ではまずマクマレイ教授が、カナダの文化について講義。カナダの日とは、153年前にカナダという国が誕生し、1つの連邦として自治を開始した日であることや、カナダ人がどのようにこの日をお祝いするのかを教わりました。

3年生のゼミ生である佐伯雅さんは、特別なプレゼントとして、カナダの旗の形をした自作のケーキを持参しました。また、3年生の鮫島菜々子さんはゼミ生たちに2つの質問を投げかけました。1つ目のトピック「カナダが移民希望の若者、特に学生に望む技能の種類は何か?」に対して「まずは、語学能力が必要である」という答えに達しました。2つ目の「カナダ人はカナダの日をどのように祝うのか?」については、「カナダ人は国立公園に行き、屋外でバーベキューをします。夕方にはカナダ人は夏の花火大会を楽しむ」ことがわかりました。3年生の南愛里彩さんは「体験者から直接話を聞くという大変貴重な機会が与えられ、これをきっかけにカナダに興味持ち、留学やワーキング・ホリデーなどに参加する学生が増えそうです」と語りました。

来年は実際にカナダを旅行し、公園や歴史的建造物を訪れることで、海外の文化を学びたいと思います。