台湾インターンシップ (17)――看護研修についての説明を受ける

2月27日から2週間、台北でコミュニティケアについて学び、非営利団体で研修を受けます。私たちに対し、多くの方々から温かい激励のお言葉をいただきました。マクマレイ先生からは、「台北インターンシップの派遣先でたくさんのことを経験し、友人を作り、鹿児島のプロモーションをしていただきたい。」とのお言葉をいただきました。単に学ぶだけでなく、自分たち自身が鹿児島と台湾をつなぐ架け橋となる存在であることを改めて実感し、その期待に応えられるよう努力したいと強く感じました。
台北でのインターン就業体験受け入れ先は榕锦(Taipei Shengde Foundation)という施設です。ここは、日本統治時代に刑務所の官舎として建てられた建物を、複合商業施設としてリノベーションした場所です。インターンシップでの主な仕事内容は2つあり、日本文化を紹介する講座の運営、インフォメーションで観光客へ建物の概要や歴史を説明する受付業務を行います。また、海外インターンシップでの活動には、台湾の介護制度や地域社会との連携の仕組み、スタッフの協力関係を学ぶほか、書道、茶道、着物体験、鹿児島観光文化体験、和菓子体験、歌のレッスンなど様々な文化交流プログラムにも参加します。
日本文化を紹介する講座の一つでは、折り紙をテーマに、写真のようなコマを作成する予定です。
同団体の胡洋子会長は、介護施設について「台湾では長期介護はABCの3ユニットに分類されており、IUKインターンが訪問するコミュニティセンターはCユニットに分類されています。3月2日と3月9日はインターンを招き、Bユニットの患者にサポートサービスを提供する予定です」と述べられました。具体的な活動内容を伺い、現地での役割や責任の重みをより現実的に感じるとともに、台湾の介護制度について実践的に学ぶことができる貴重な機会であると実感しました。
事前学習として台湾の介護施設に関する動画を視聴し、日本との共通点や相違点について学ぶことができました。高齢者一人ひとりを尊重する姿勢は共通している一方で、施設の雰囲気やケアの方法には少々違いがありました。実際に現地で自分の目で見て、耳で聞き、肌で感じることで、さらに理解を深めたいと考えています。
さらに、経済学部経営学科2年生の玉島唯さんは、「この機会をいただき、ありがとうございます。専門的な知識はありませんが、皆さんとより一層親睦を深めながらサポートしていきたいです」と述べられました。その前向きで謙虚な姿勢に触れ、私自身も専門性だけにとらわれず、人と人とのつながりを大切にしながら取り組みたいと感じました。
言語の壁や、初めての海外という不安や緊張を抱えながらも少しでも不安を軽くするべく、台湾インターンシップへの準備を進めています。今回のインターンシップを通して、言語や文化の違いから生じる価値観の多様性を理解し、柔軟に対応できる姿勢を身につけたいです。
多くの方々の期待や支えを胸に、台湾インターンシップという貴重な機会を実りあるものにできるよう、最後まで真摯に準備を続けていきます。
看護学科2年 河野 李桜
