フィールド・ワークに向けて準備着々

チームに分かれてフィールド・ワークの準備(マクマレイ研究室提供)

4月30日の第3回のマクマレイゼミでは、仙巌園で実施予定のフィールド・ワーク(FW)に向けた準備を中心に活動を行いました。FWチームの7名でそれぞれ「お茶提供」「聞き込み調査」「英語俳句作成」「運営」の4つのチームに分かれ、役割に応じた計画の立案に取り組みました。

お茶提供チームは、外国人観光客に対して鹿児島の茶葉の選定とSDGsに配慮したお茶をどのように提供するかについて話し合い、提供方法や接客の流れ、必要な道具や準備の確認を行いました。さらに、外国人観光客への対応も視野に入れて話し合いを進め、聞き込み調査チームは、外国人観光客のインタビューを通じた実施を計画しました。調査項目の立案や質問形式の検討が行われ、コミュニケーションを活かしたアンケートの案が挙がり、海外の方の出身地や鹿児島に来た理由を主に聞き、コミュニケーションを通して観光客との繋がりを強めていく方針です。

英語俳句チームは、外国人観光客に英語俳句の楽しさを伝えるための取り組みを考案しました。英語での俳句作成を行うとともに、俳句の構造や意味を海外の方の言語でどう説明する方法についても話し合いが行われ、鹿児島の自然を題材とした俳句を作るワークショップ型を採用したいと現在考えています。

運営チームは、当日のFWを円滑に進めるための全体のタイムスケジュール作成や各チームの管理、必要備品の確認などを担当しました。更に、当日の来園者数の変動などを想定し、柔軟に対応できる運営体制づくりについて考案し、各チームの活動を通じて、今後のFWを成功させるための準備が着実に進んでいることが確認することができました。

次回のゼミでは、それぞれのチームが今回立案した計画をさらに具体化し、議論する予定です。また、必要に応じて現地での事前調査やリハーサルの実施も視野に入れて、実践的な準備を進めていきたいです。

国際文化学科3年 平峯 優太郎