クリスマスの輝きと地域の絆――頴娃町での特別な一日

12月25日、クリスマスの日にマクマレイゼミでは、フィールドワークの一環として「クリスマスマーケット」を頴娃町番所鼻自然公園で開催しました。
このイベントは、南九州市や地域の皆様のご協力のもと、「異文化交流を通じた地域の魅力発信―海外のクリスマス文化と頴娃町の魅力の融合」をテーマに実施されました。リース作り体験、キッチンカーやカフェの出店、さらに「あまみ紬人」によるスペシャルライブなど、多彩な内容で寒さを忘れる賑やかなクリスマスイベントとなりました。
当日は、地元頴娃町に縁のあるカフェや雑貨店が出店し、地域の魅力を発信する場となりました。また、カナダからの来場者も訪れ、イベントを盛り上げてくださいました。彼らはキャンピングカーで九州を旅する途中に偶然立ち寄り、当ゼミの担当教員であるマクマレイ先生と同郷であることから、ゼミ生一同で歓迎しました。さらに、日本の伝統音楽「さつまおはら節」のライブ演奏に合わせ、日本文化を体験していただく機会を提供することができました。
今回の会場となった頴娃町は、鹿児島県南部の美しい自然に囲まれた地域です。しかし、普段は来場者の滞在時間が短いという課題があると伺っていました。このイベントを通じて、多くのお客様に足を運んでいただき、日没近くまで滞在しながら頴娃町の魅力や異文化交流を楽しんでいただけたことを大変嬉しく思います。
マクマレイ教授は「今年最大のイベントを無事に開催できて光栄に思います。地元企業を始めとした、多くの支援により今回のフィールドワークのテーマを達成することができました。産学官の職員を始めとした、役所の方や新聞記者の方等も訪れ学生たちの賑やかな活動を拝見していただくこともできました。今後も、大学と自治体連携による活動を充実させたい。」と述べられました。
最後に、イベント開催に際しご支援をいただいた大学、行政、地域の皆様に心より感謝申し上げます。この貴重な経験を活かし、今後も地域貢献や英語教育の場を提供してまいりたいと思います。
国際文化学科2年 有水 海翔
