ビジネス英語 と交渉スキルを学ぶ

6月21日、図書館4階視聴覚ホールにて行われた マクマレイ先生の「ビジネス英語」の授業では創価大学の学生8名とジョージ・ワン教授と本校の学生で合同授業を行いました。先日から続く豪雨により登校できなかった学生が多かったですが各チーム自身の意見を述べ交渉する充実した時間となりました。
「ビジネス英語」では、現実に近い状況でビジネス的な生きた英語を学びロールプレイを行う授業です。その日のトピック “The Islander Case" は、各省庁(首相・文部科学省・環境省etc)からなる島の政府(Government)と企業(Company)が英語で意見を述べ交渉を行い互いに合意を得るという内容です。アイランダーズのビジネスケースはマクマレイ教授の教科書「アクティブラーニングとアクティブテスト」(鹿児島国際大学附属図書館外貸出可能)に掲載されました。
今回の合同授業では本校の学生が島の政府(Government)を演じ、島で油田開発を行おうと検討している企業(Oil company)を創価大学の学生達が演じました。
企業側(Oil company)はいくつかの利益が出ることを説明し、政府側は税金徴収を条件にしなどそれぞれ各省庁ごとに交渉を行いました。
一例を挙げると、環境省は海洋汚染の問題を提示、企業側は事前に汚染の問題を調査し確実に対策を施すなどいくつかの条件のもと解決しました。
そして、本日全体の進行を務めたTA、 原有輝さん(国際文化研究科博士前期課程1年)の声をお届けします。「即席の状況にも関わらず各位ロールプレイの役割を理解し、実際に起きているケースを意識しながら完璧に3WAY交渉を行うことができている」。
今回参加してくれた学生全員に称賛を送りたいです。
最終的には、企業の何かしらの問題の対処法や徴税などいくつかの条件を呑み、島民の了承も得ることができ合意のサインを行いました。
国際文化学科2年 有水 海翔
