卒業生が教員の卵にエールを送りました

模擬授業の講評をする今別府さん(写真はすべてマクマレイ研究室提供)

12月15日の「英語科教育法Ⅳ」の授業にマクマレイ教授は、マクマレイゼミOBの今別府麻生さんをお招きしました。今別府さんは現在、宮崎県のえびの市にある高校で教員をされています。今回は宮崎県の教員募集のために本学に来てくださいました。。

「英語科教育法Ⅳ」の時間には、模擬授業を行っており、ALTや校長、教頭先生などのロールを設定したうえで模擬授業を行っています。今回の模擬授業では「台湾の文化について知ってみよう」という目標でALTの先生の台湾の紹介の文章を聞いて、ディクテーション活動を行い、台湾の3つの箇所の写真をみて俳句を作るという講義を行いました。

今別府さんは校長先生の立場で授業を評価して下さいました。授業の目標であるToday’s Goalは誤解を招くような文法を使わないことや、ワークシートやパワーポイントの文字の書体を変えることなど英語教師になるうえでの大切なポイントなど様々なことを教えて下さりました。

現在の教育現場の現状は深刻であると言われている傾向ですが、宮崎県の高校では、残業時間が少なく、土日は基本的に休みであるそうです。

この講義では3年生が多く、教育実習にまだ行っていない生徒が過半数を占めています。今回の講義で英語教育をする際のヒントを多く受け取ることが出来、来年の実習の計画を進める事が出来ました。

国際文化学科3年 加藤 慶和