コロナ後の出版のありかた探る

コロナ下の出版ビジネスとコロナ後の展望について語る中村優太さん(小林潤司研究室提供)

6月29日に国際文化学科の小林潤司教授のゼミ(英米言語文化研究室)では、ラグーナ出版(鹿児島市)の中村優太さんをゲスト講師として招き、コロナ下の出版ビジネスとコロナ後の展望について特別講義を聞きました。

ラグーナ出版はメンタルヘルス関連図書を中心に幅広いジャンルの出版物を手がける出版社ですが、精神的なハンディキャップを持つ人たちが健常者とともに自分のペースで働きながら回復と自立を目指す場(就労継続支援A型事業所)でもあります。中村さんはコロナ禍のさなかにラグーナ出版に入社し、営業部で幅広い業務に携わっています。

コロナ禍で緊急事態宣言が発令された際には、書店の休業、催事やカンファレンスの中止によって本の販路が閉ざされ、印刷部門も名刺印刷の受注が途絶えるなど、一時的に深刻なダメージを受けたものの、在宅時間が増えたことから徐々に自費出版の受注が増えるなど、プラスの影響もあったそうです。

講義後の質疑応答の中では、若者の本離れの要因や今後の出版ビジネスの展望について意見交換を行ないました。今後は、有志の学生による会社訪問も行われる予定です。