卒業式が挙行されました

大久保学長から卒業証書を授与される岩元涼夏さん(入試広報課提供)

3月19日、学内フィールドハウス(体育館)で卒業式・修了式が挙行されました。昨年に引き続き、参列者を卒業生と教職員に限定するなど、コロナ感染対策を講じての実施となりましたが、国際文化学科77名、国際文化研究科(修士課程)5名の計82名の卒業生・修了生が学窓を巣立ちました。

式では、学部卒業生を代表して岩元涼夏さん(国際文化学科)、大学院修了生を代表してアーロン・マシュー・オズメントさん(国際文化研究科)が総代として、大久保幸夫学長から証書を授与されました。

大久保学長は式辞で、本学校歌にも歌われている、渋沢栄一の言葉「士魂商才」に触れ、「鹿児島国際大学で培った士魂商才を礎に、専門 的な知識と知恵を駆使してそれぞれの世界で活躍し、経済的に豊かになり、その 力を家族や社会のために役立ててください」と、卒業生を激励しました。

また、卒業生代表として市田翼さん(国際文化学科)が卒業生の辞を担当。重度障害で「最初は、4年間通い続けられるか確信を持てなかった」が、周囲からの支えで送ることができた「普通」の学生生活を通して、「たとえ障がいがあっても可能性はある」という確信に到達するまでの道のりを振り返りました。

卒業生のみなさん、ご卒業おめでとうございます。この春からは新しいステージでのご活躍を心からお祈りしています。

職事を述べる大久保学長(入試広報課提供)
恩師との別れを惜しむ(入試広報課提供)