地域住民と鬼火焚き準備に汗流す

地域のみなさんの指導を受けながらの作業(小林研究室提供)

本学の学生が、12月19日に、日置市日吉町の扇尾地区を訪れ、新年に行われる鬼火焚きの準備のお手伝いをしました。本学と日置市の包括連携協定に基づく交流事業の一環で、国際文化学科の英米言語文化研究室(小林ゼミ)の学生を中心に9名が参加しました。

鬼火焚きは扇尾地区で古くから行われてきたお正月の行事で、事前に竹、笹、木切れなどを組み上げて造営した櫓に、門松などの正月飾りをくべて火をつけ、餅などを焼いて食べます。名称は地域によって異なりますが、日本各地で行われてきた正月の伝統行事です。

学生たちは、地域住民のみなさんに教わりながら、近くの竹林で10mあまりの立派な孟宗竹3本を切り倒し現場まで運んだり、その竹を立て、倒れないようにロープで支柱に固定したりする作業のほか、地区公民館に設置する門松作りの作業にあたり、これまでにしたことがない経験をすることができました。

扇尾地区の鬼火焚きの本番は1月9日に開催される予定で、花火大会もあわせて行なわれます。これにもゼミの学生たちが参加する予定です。