鬼火焚きで地域住民と交流

紅蓮の炎を上げて燃え上がる鬼火焚きの櫓。今年は花火の打ち上げも行われた(小林潤司研究室提供)

1月10日、日置市日吉町の扇尾地区で恒例の鬼火焚きが行われ、国際文化学科の小林潤司教授とゼミナールの学生10名が参加し、地域住民のみなさんと交流しました。

鬼火焚きは毎年この時期に行われる地域の伝統行事で、竹や笹、廃材を組んで造営された櫓に火をつけ、正月飾りを燃やして、悪霊(鬼)を追い払うとされています。住民たちは炎を囲み、その火で焼いた餅などを食べて楽しい時間を過ごします。昨年は、コロナ禍のためにほとんどの地域の行事が中止となったこともあり、万全の感染対策を講じて行なわれた今回の鬼火焚きは、地域住民のみなさんが親睦を深める貴重な機会となりました。

学生たちも、地域のお年寄りに餅を細竹に刺して焼く方法などを教わり、楽しく交流しました。今回は準備の段階から、学生たちが関わることができ、例年にも増して地域住民のみなさんとの貴重な交流の機会になりました。