マクマレイ教授が鹿児島高校で高校生英語ディベート大会

鹿児島高等学校の高大連携プログラム「未来探究」で国際文化学科のデビッド・マクマレイ教授が英語ディベートの指導を行いました。授業は6月21日に行われ、生徒たちが台湾、中国、シンガポール、鹿児島の4つのチームに分かれて英語で討論しました。

ディベートのテーマは「台湾、中国、シンガポール、鹿児島(日本)のうちどの国が留学に適しているか」。国際文化学科3年の指宿愛実さん、武安未結さん、2年の上松志織さん、林零奈さんがそれぞれのチームにつきサポートや指導をしたほか、内山仁准教授のゼミナールからも4人の学生が参加し、それぞれの国の特徴やそこでの自身の経験などをプレゼンテーションしてディベートの準備をしました。

マクマレイ教授の指導の下で行われたディベートはすべて英語で行ったため生徒は慣れない授業形式に少々戸惑っていましたが、教授や学生のサポートを受けながら楽しく討論を行っていました。内山仁准教授による審査の結果、台湾チームが優勝。賞品としてマクマレイ教授の著書 “Active Learning & Active Testing” が贈呈されました。台湾チームの生徒のみなさん、優勝おめでとうございました。

次回イベントは鹿児島高校と鹿児島国際大学で行われます。鹿児島高校では7月12日に、鹿児島国際大学では7月22日と8月5日にオープンキャンパスで、高校生と大学生の交流と「アクティブ・ラーニング」のデモンストレーションを兼ねた英語ディベートを行います。

ディベートは「討議、討論」の意味で、様々な考え方ができるトピックについて、肯定・否定などの立場を決めて意見をまとめ、それぞれの立場から相手や第三者を納得させるために説得力をもって意見を述べ合う活動で、「ものごとを論理的、かつ多面的に考える力」を身につけることのできる非常に意義深いものです。本学でのオープンキャンパスでは、国際文化学科1年生の茂吉秋子さんと久米祐史さん、3年生の岩下栞さん、小村将太さんと大学院国際文化研究科1年生の池田佳奈美さんの協力の下20分間で行い、英語に苦手意識を持つ高校生にも英語を楽しく学んでもらえるよう、賛否を表現できるプリントを配布するなどサポート体制を整えて臨みます。

*写真は鹿児島高等学校(鹿児島市薬師1丁目)。