東京研修レポート (1)――サンリオで学ぶ、文化融合とサンリオマーケティング

6月24日、マクマレイゼミでは、マクマレイ教授率いる学部生5名、大学院生1名、計7名で、八王子にて研修を行いました。この研修は、先月創価大学Wang教授の行った「サンリオのマーケティング戦略」に関する講義に触発されて決定したもので、サンリオのマーケティング戦略についての関心を深めることが目的です。
1日目は八王子にあるサンリオピューロランドを訪れました。実際に現場を訪れることで、サンリオの戦略がどのように実践されているのか学びました。サンリオピューロランドでは、伝統的な日本文化である歌舞伎と、現代的な「かわいい文化」が融合したイベント「かわいい歌舞伎」を観賞しました。このイベントは、日本の伝統文化とポップカルチャーが有機的に結びつき、国内外の観光客に新しい形のエンターテイメントを提供していることが分かりました。また、劇の中で「多様性」をテーマにしたメッセージが強調され、サンリオキャラクターたちが性別や年齢、国籍に関わらず広く親しまれていることがマーケティング戦略にも反映されていました。
学生たちは、サンリオの実際のマーケティング戦略を現場で観察し、特に日本文化とポップカルチャーがどのように融合し、ブランド価値を拡大しているのかを学びました。この学びを、今後の学問や実務にどう活かすかを考える貴重な経験となったと感じています。
国際文化学科3年 有水 海翔
