SDGsへの意識高めるプロジェクト進行中――授業でのプレゼンで手ごたえ

ワン教授によるコメントの様子(マクマレイ研究室提供)

6月6日に行われた「英語オーラル・コミュニケーションI」では東京都八王子にある創価大学よりジョージ・ワン教授をお招きし、特別講義が行われました。ワン教授はマーケティングの分野を専門としており、今回の授業では、マーケティングに基づいた講義に加え、コメントや意見の交換も行われました。

授業の前半では、1年生4名と3年生1名の計5名で活動している「Green Wrap Project」の進捗報告として、プレゼンテーションを行いました。5月23日の授業では、ペットボトルの使用状況に関するアンケートを実施し、30名中11名がペットボトルを利用し、8名がマイボトルを使用しているという結果でした。その2週間後の6月6日の授業で再度アンケートを行ったところ、ペットボトル使用者は5名減り6名に、マイボトル利用者は4名増えて12名となりました。これは、SDGsへの意識が高まったことによる成果だと考えられます。活動メンバーだけでなく、マクマレイ教授もこの変化に感動されていました。今後はこの結果を踏まえ、学内カフェへの働きかけや情報共有などの活動を進めていく予定です。

授業の後半では、6月25日に予定されている中央大学訪問に向けたプレゼンテーションを、1年生に向けて行いました。テーマは「Immigration Economics/移民経済 – Diversity in Canada/カナダの多様性」で、私自身がカナダで体験した多様性をもとに、移民がもたらす影響と現状について、約15分間の発表を行いました。英語でのプレゼンテーションにはまだ慣れていませんが、聴衆の興味を引くために冒頭で問いかけを行ったり、視覚資料を活用するなど、さまざまな工夫を凝らしました。本番に向けて、今後も練習を重ねていきたいと思います。

今回は特別ゲストをお迎えし、いつもとは異なる雰囲気の中で多様な意見が飛び交い、非常に有意義な90分間の授業となりました。

国際文化学科3年 有水 海翔