台湾インターンシップ (30)——オンライン教育会社での就業体験

オンライン教育会社での就業体験(写真はすべてマクマレイ研究室提供)

巨匠外語は台湾のオンライン教育業界をリードするブランドとして、40年にわたり教育業界に深く根ざし、経験を蓄積しながら、その中で堅実に発展し、最適化を図りつつ新たな挑戦を続け、革新を重ねることで今日の輝かしい成果を築いてきました。このような巨匠外語への深い憧れを胸に、今回は筆者が皆さんを巨匠外語での実習生活にご案内し、その日常の一端をご紹介したいと思います。

実習初日、私の主な任務は、日本語および英語の授業を担当する外国人講師の授業を見学し、その内容を記録するとともに、自分なりの意見や改善案をまとめることでした。2日目には、Jasonさんの丁寧な指導のもと、市場調査の業務に取り組みました。具体的には、各種求人サイトの利点と課題を分析するとともに、国内外の求人サイトにおける日本語教師の需要状況を詳しく調査しました。3日目と4日目には、Jasonさんと共に教師の採用面接や新入社員向け研修業務に参加しました。実習期間中は各業務が終了するたびにJasonさんとミーティングを行い、意見交換を重ねました。これらの対話や議論を通じて、私の問題解決能力や思考力は大きく向上しました。

この巨匠外語での実習を通じて、オンライン教育の課題と可能性を深く理解することができました。オンライン教育は時間や空間の制約を超え、異なる地域の教師と生徒がリアルタイムで交流できるという利点を持つ一方で、新しい教育形態として教師にはより高度な専門性が求められます。教師はさまざまなマルチメディアツールを使いこなすスキルに加え、退屈に感じられがちな言語知識を楽しく、わかりやすく、生徒に受け入れやすい形で伝える能力が必要です。

この実習経験は、私の人生においてかけがえのない体験となり、決して忘れることはないでしょう。これからも教育への情熱と信念を胸に、語学教育の道を力強く進み続け、絶えず探究を重ね、この分野でさらに高みを目指して努力していきたいと思います。

国際文化学科3年 李 ユンジエン