台湾インターンシップ (26)――令和の薩摩スチューデント、春が訪れる台湾で輝く

帰国後鹿児島空港で記念撮影(マクマレイ研究室提供)

鹿児島国際大学の学生たちは、台湾での12日間のインターンシップを通じて、それぞれの分野で学生たちの学びの深さを大きく抽象し、今後の活躍につながる体験を得て、地域を牽引する存在として成長した後、無事帰路に着きました。

10名の学生たちは自らの専門分野を活かしながら、台湾の社会や職場環境に適応する力を養いました。観光業、ビジネス、教育、ホスピタリティなど、それぞれの実習先で学んだことは、単なる知識や技術の習得にとどまらず、グローバルな視点を持った実践的な能力の向上にも繋がりました。また、職場だけでなく、日常生活の中でも多くの発見がありました。台湾の人々との交流を通じて、日本と台湾の文化的な共通点や違いを肌で感じ、実際に生活することで語学力の向上だけでなく、柔軟な適応力やコミュニケーション能力の成長にもつながりました。特に、台湾の春節前の活気ある街並みや、現地の人々との温かな交流は、学生たちにとって忘れられない思い出となったことでしょう。

台北と高雄に分かれた10名の学生はそれぞれのインターン先で実習、文化体験、職場体験といった実習型プログラムを通じ台湾の社会に馴染みながら生活をしました。直面する問題や言語の壁、価値観の違いなど多くの挑戦が学生たちの成長を後押したことでしょう。一つ一つ課題を乗り越え成長する学生の姿を見ることができたと思われます。

この経験を経て、学生たちは単に海外でのインターンシップを終えただけでなく、より広い視野を持ち、将来のキャリアに対する意識を高めることができました。全学生の成長は、地域社会や国際社会に貢献する未来のリーダーとしての第一歩となります。

13年間の歴史を誇る本学の海外インターンシッププログラム(台湾)に参加した学生たちは日本と台湾の文化的な架け橋としての役割を果たしました。これからも学生たちが異文化の中で実践的な学びを深める場を提供し続けます。令和の薩摩スチューデントたちが、今回の経験を糧にさらなる飛躍を遂げることを期待しています。

国際文化研究科前期博士課程1年 原 有輝