高雄インターンシップだより(5)――最初の1週間を終えて

人気のドリンクのアップルミルククリームというドリンクを作っている様子(マクマレイ研究室提供)

研修先である「Winnie Drinker」で働き始めてから1週間が過ぎました。高雄市には、「Winnie Drinker」の店が2店舗あります。ホテルからの通勤時間は約20分で、歩いて職場に通っています。清掃が終わった後、店長や大学生のインターンシップ生に作り方をサポートしてもらいながら、ドリンク作りをしています。販売されているドリンクは、40種類以上あり、砂糖や氷の量を選ぶことができ、値段は30台湾ドルから60台湾ドル(約300円)です。簡単なメニューのつくり方や分量を覚えていき、完成したドリンクを中国語でお客さんに渡すことが多くなりました。まだ完全に覚えきれていないメニューは店長にチェックしてもらっています。分量を間違えていた場合、廃棄となり水道へと流します。その時、お客さんに出す飲み物一杯の重みを感じました。私が接客したお客さんが「シェイシェイ(ありがとう)」と言ってくれたことや、笑顔でドリンクを受け取ってくれたことに台湾の人々の優しさを感じました。

お店にいる勤務中の3人から5人のスタッフと、少しずつ打ち解けてきて、台湾の文化や食事などを英語や翻訳を通して会話をすることが増えてきました。伝えたいことを全て英語で表現することはとても難しく、語学の勉強の必要性を強く感じました。

また、仕事帰りに職場の同僚や、店長の知り合いの方などが食事や観光に誘ってくれ、より台湾の文化知るができました。オーナーのスタンリー・ワン氏をはじスタッフ方々の暖かい声かけや気遣いに感謝し、残された時間勤務する店に貢献し、多くのことを学びたいです。

国際文化学科2年 竹内 空