ある日のゼミの教室から

大学図書館内のラーニングコモンズ「コモサカ」で行なわれたゼミ(マクマレイ研究室提供)

5月18日のマックゼミ(マクマレイゼミ)では、フィールドワークチーム、カナダプロジェクトチームなどの複数のグループに分かれて各々の作業を行いました。

4月のゼミでは、川内歴史資料館(薩摩川内市)から提供された資料を英語に翻訳しました。薩摩川内のフィールドワークチームは、完成した資料を成果として還元するため、資料館に問い合わせたり、市役所でプレゼンテーションができないか確認をしたり、バスの手配等を行ったりしていました。3年生が2年生に細かい指示を出し、チームをうまくまとめながら、着々と準備が進んでいました。ぜひ現地でプレゼンテーション行ってほしいです。

指宿のフィールドワークチームは、7月13日に予定されているフィールドワークの計画を立てていました。知覧特攻平和館へ行き、見学後唐船峡で昼食をとる予定です。最近は、戦争が始まり平和や幸福について深く考える時間が多くなりました。特攻平和館の訪問は、当たり前に毎日の生活を送れていることに皆が感謝するきっかけになればいいなと思います。

南大隅チームは、12月に行われるフィールドワークの計画を練り始めていました。まだ少し先の日程にはなりますが、ゼミ生の皆が交流を深められるような、また深い学びを得られるようなフィールドワークになりそうです。

カナダプロジェクトチームは、9月か2月に予定しているカナダへの研修旅行についての詳細について話し合いました。3年生に、一度カナダ留学を経験されている方がいるためさまざまな情報の共有ができ、スムーズに計画を立てることができています。しかし交通費や時期、現地で何を行うのかなど明確に決まっていないことも多くあるため、マクマレイ教授からのアドバイスも取り入れながら計画を立てていきたいと思います。先輩や同年代の仲間たちとカナダに行けると思うと、とても楽しみです。

1年生の頃のフィールドワークでは、担任の先生やSAの先輩方が準備や計画をしてくださっていましたが、2年生は今年から自ら動かなければならなくなりました。まだ不慣れな部分もありますが、それぞれ3年生に助言を貰いながら計画を進めていってほしいと思います。

国際文化学科2年 茶屋道 南帆

ゼミ生同士のディスカッションで計画を練り上げていく(マクマレイ研究室提供)