花の金曜日

院生がベースボールキャップの文化についてプレゼンテーションをしている様子(写真はすべて、マクマレイ研究室提供)

毎週金曜日、大学院生は1限目から5限目まで授業をしています。その授業の中で院生は「Thanks Goodness It’s Friday」という表現を学習しました。「TGIF」と省略されるこの表現は、労働者たちが1週間が無事終わったという安堵の気持ちを表現するときに使うものです。若い人たちは、「Friday for Futures」と表したりもしますが、これは2018年8月に当時15歳のグレタ・トゥーンベリさんが気候変動に対する行動の欠如に抗議するために一人でスウェーデンの国会前に座り込みをしたことをきっかけに始まった運動です。

11月3日(金曜日)は日本の文化の日です。1限目は、10名の院生が英語教授法を学んでいます。そのため、最初の授業では日本の文化について学び、その後、各自が野球帽をかぶり、国際文化研究学科大学院修士課程1年の徐艺博が野球帽の由来と発展史について説明しました。野球チームは誇りに思う名前とチームのエンブレムを野球帽の正面に表示し、これにより異なるチームを明確に区別できます。野球は単なる娯楽や運動方法ではなく、グローバルな文化となり、野球帽は野球文化の象徴的なシンボルの一つとなりました。野球帽を被ることは、野球選手が野球文化への愛情と栄誉の守護として捉えています。多くの野球選手が野球帽をかぶることで所属感、栄誉感、使命感を見つけたと感じています。上の写真は、院生がベースボールキャップの文化についてプレゼンテーションをしている様子です。

2限目は、私が指導を受け持っているゼミ生2名がそれぞれの研究を進めています。3限目は教職を目指している院生が私の「英語科教育法Ⅳ」の授業を受講しています。4限目は、「英語オーラル・コミュニケーション」という授業で学んでいる40名の学部生を、ひとりの院生がTAとしてサポートしています。金曜日の最後の授業では、10名の院生とTAが「英語特殊講義Ⅱ」という授業に参加しています。5限目は授業では、ビンゴを楽しんだ後、国際文化研究学科大学院修士課程2年の張晨がハロウィンの由来について説明し、上海のハロウィンに関するビデオを視聴しました。下の写真は、院生がハロウィンについてプレゼンテーションをしている様子です。

「いよいよ金曜日TGIF!」この言葉が毎週金曜日の講義にて学生から聞けることを楽しみにしています。

国際文化学科教授 マクマレイ デビッド(国際俳句・英語教育)

院生がハロウィンについてプレゼンテーションをしている様子