カンボジアでボランティアインターンシップに参加

カンボジアの小学校での授業風景(マクマレイ研究室提供)

私たちは9月5日から13日までの9日間カンボジアに滞在し、ボランティアとして小学生に授業を行いました。

私たちは計11回授業をしました。日本語や英語、簡単な算数を教えたり日本の昔遊びを一緒にしたりしました。低学年には「あいうえお」を教えたり簡単な折り紙を教えたりしました。五十音は復唱してもらったり歌で覚えてもらったりしました。中、高学年には「My Book」の作成やお絵描き、あやとりをしました。「My Book」とは名前や誕生日、似顔絵などのプロフィールに加え自分の強みや今までで1番楽しかった思い出、将来の夢を書いてもらう取り組みです。カンボジアの公共語はクメール語で、まだクメール語を勉強中の子ばかりだったので、授業は英語のわかる子どもやガイドに通訳してもらいながら進めました。日本のような義務教育やカリキュラムもないため同じクラスの中でも理解度の差が大きく、授業の進むスピードが難しかったです。また、体育や音楽の授業は公立の学校にはないことを知り、日本の幼児向けのダンスや日本の童謡を歌う授業もしました。

子どもたちの家庭状況は様々で、午前中の学校が終わってからはごみ収集場での仕事があったり家の仕事を手伝ったり例え小学生であっても働かざるを得ない環境でした。街では夜遅くまで屋台で客引きをする子どもや交差点で信号を待つ車やバイクの横まで行って水や果物を売り回っている子どもを見ました。 

国際文化学科3年 原田 真悠