小学校で英語俳句を作ってみよう!

HAIQUIZで盛り上がる(写真はすべてマクマレイ研究室提供)

9月9日に鹿屋市の寿小学校6年生(3学級)126名が英語を使って俳句を詠む特別授業を行いました。講師は本学のマクマレイ先生が務め、そして補助でゼミ生の4年德田太輝、大学院2年の鄭遠航が参加しました。この日の寿小学校は土曜授業で授業参観があり、保護者にも参観していただきながらの授業でした。1時間目は自己紹介と英語俳句について、そして英語俳句のクイズ「HAIQUIZ」が行われました。2時間目は夏休みに生徒が作ってきた日本語の俳句を英語に直し、英語俳句を完成させ、発表し、クラスの優秀者決定を行いました。また、この英語俳句教室はJTEの西馬場先生に加え国際交流員のジャン・ダイソンさんにもご参加いただきました。

1時間目は入場とともにおおきな拍手や児童たちからの好奇の視線が送られ、自己紹介を行うと、児童たちはスタートから大盛り上がりでした。マクマレイ先生の話を英語で聞きながら、途中日本語を交え説明すると、児童らは熱中して話を聞いていました。その後ゼミ生の德田が英語俳句のクイズ「HAIQUIZ」を披露し、さらに児童らは英語に対する興味と英語俳句への興味を持つようになっていました。

2時間目は児童たちが夏休みに自分たちで作ってきた日本語の俳句を英語に訳し、互いに紹介をしながら交流を深めました。この時間は全体ではなく、各教室に移り、講師や担任の先生方からのアドバイスを受け、自分だけの英語俳句を完成させました。翻訳作業や思い思いの作品を作るのは難しそうでしたが、一生懸命取り組んでおり、素敵な作品ばかりが出そろいました。そして、授業の最後には各クラスの一番素敵な俳句を選定しました。

後日校長先生(小野武利先生)からお礼が届き、その中には「子どもたちにとって初めての経験でしたが、意欲的に英語を使って表現する活動を楽しんでいました。(中略)英語に親しみながら英語力を高める学習になりました」との記載があり、レクチャーを行った私たちもすごく有意義な時間になりました。さらに英語学習に、この英語俳句を通して拍車がかかり、子どもたちの英語学習への意欲向上、学力向上につながっていってほしいと思うものになりました。

国際文化学科4年 德田 太輝