オンラインで他大学と合同授業

オンラインで創価大学と結んで合同授業(写真はすべてマクマレイ研究室提供)

マクマレイ教授(国際文化学科)の担当科目「ビジネス英語」では、6月30日に、遠隔会議システムZoomを使って東京の創価大学の学生たちと合同授業を行いました。主に、サービス業を中心に、ビジネスやマーケティングについて授業が展開されました。

創価大学のジョージ・ワン教授は、海外や日本のサービス業の現状や各企業の動きなどを紹介し、サービスマーケティングの重要性を教えてくださいました。サービスの質を構成する要素には信頼性、応答性、共感などがあることを学びました。

また、「なぜ中小企業が会社を大きくせず、中小企業として留まるのか」をテーマに、創価大学の学生たちとグループディスカッションを行いました。意見としては、企業を大きくし過ぎると会社全体を制御しきれなくなる、日本特有の所得税や固定資産税の負担が大きくなるなどが挙がりました。国際文化学科2年の近藤亜美さんと、廣津杏香さんは、「中小企業は大企業に比べ、横の繋がりが強く、個人の意見が反映されやすい」という意見を主張し、創価大学の学生と意見交換をしていました。グループで意見交換をすることにより、テーマに対してより深い理解と思考を巡らすことを求められ、刺激を受ける良い機会となりました。

講義の後半には質疑応答の時間も設けられました。台湾インターンシップに参加する予定の国際文化学科2年の竹内空さんは、ワン教授に対し、台湾の航空会社について質問をし、台湾の企業についての学びを深めていました。

今回の合同授業では、首都圏の学生とともに教授の講義を聞いたり、学生同士意見を出し合ったりすることができ、普段の授業ではない学びを得ることができました。これからはより日本や海外の企業の動きに注目し、現状とその未来を考えることで、一層ビジネススキルを高めていきたいと思います。

国際文化学科2年 梅橋 佑日

タブレットを前に創価大学の学生と意見交換をする近藤さんと廣津さん