英語俳句を詠んで個性伸ばす――中学校で出張講義

吉田南中学校で、左からマクマレイ教授、福永教諭、塚元宏雄校長(マクマレイ研究室提供)

6月6日に国際文化学科マクマレイ教授と筆者は鹿児島市吉田南中学校にて出張講義を行いました。また、マクマレイ教授は吉田南中学校に在籍している元マクマレイゼミ生の福永光洋教諭を訪問する形で開催され、72人の学生が参加しました。

福永教諭は本学在学中に、マクマレイゼミが取り組んだ英語教科書「NEW HORIZON」の写真俳句動画作成に携わっています。マクマレイ教授は「元マクマレイゼミの福永さんが、英語教師の福永先生として活躍していることに誇りを感じます。福永さんの卒論の内容も英語俳句がテーマであったことを今も鮮明に覚えています」と語りました。

出張講義では、本学主催の第3回目英語俳句コンテスト促進するための取り組みの一つとして、まずマクマレイ教授が生徒たちに英語俳句における「音節」「季語」そして「直観性」を解説しつつ、生徒たちが授業を楽しく進められるよう自己紹介などを交えながら、写真俳句の作成方法をレクチャーしました。また、講義の後半は、写真から連想できる「季語」をヒントに英語俳句作成のワークショップを行い、生徒たちはテーマに応じながら個性豊かな英語俳句を8句詠みました。鹿児島県内の学校現場で英語俳句を通した外国語の学習が広まっていくことを期待しています。

国際文化学科4年 原 有輝