離島めぐる講演会――バルダッキーノ教授夫妻が来訪

講演を行うバルダッキーノ教授(写真はすべてマクマレイ研究室提供)

4月19日に、マルタ大学のゴッドフリー・バルダッキーノ教授とその妻であるアン・バルダッキーノ教授が来日し、本学の図書館で講演を行いました。バルダッキーノ教授はマルタ出身の世界有数の島嶼研究者で、本学の学生と教員合わせて約20名が聴講しました。バルダッキーノ教授は、島の概念や、マルタ共和国、何が島を構成し影響を与えるのかについて解説。島の名前や特徴を当てるクイズも行われ、グループで話し合い、楽しみながら島について知ることができました。クイズで高得点を獲得した学生には景品が贈呈されました。

また、アンさんは離島のブランディングについて、さまざまな離島を例に述べられました。鹿児島にはどんなブランディングがあるかを考えさせられました。夫妻は参加者に常に質問を投げかけながら演説を進めていきました。

最後の質問コーナーでは、「離島に人を増やすにはどうすればよいか」という質問に対して、教授は「島を豊かに、発展させるには島外部に出て学び、戻ってくることが解決策の1つ」だと話していました。たくさんの島とマルタを比較し、シェアしていくことが楽しいのでこれからもたくさんの島を調査していくと述べられていました。

講演が終わった後、バルダッキーノ教授夫妻はガヤカフェでランチを楽しみました。

国際文化学科3年 永榮 日南希

講演終了後には花束を贈呈
ガヤカフェにて