中庭でアクティブ・ラーニング

7号館中庭でのゼミ活動(マクマレイ研究室提供)

今学期の「ビジネス英語」では、担当のマクマレイ教授(国際文化学科)の著書『アクティブ・ラーニングと教育』を教科書に、「三隻の船」、「青い俳句採用者」、「島民」という 3 つのケース・スタディを学んできました。学生たちは、課題研究として、グループごとに考えた会社について発表も行いました。7月21日の講義では最終的なビジネス・ケースである「島民」についてグループ討議を中心に活動しました。

授業の後半、TAの鄭遠航さんが7号館の中庭を島のようにアレンジしました。石油会社とアイランド社、政府チームでそれぞれの立場で意見を交わし、合意覚書(MOU)を締結しました。学生たちは記者発表のロール・プレイも行いました。朝日新聞の想像上の報道は次のとおりです。

「石油会社とアイランド社、政府チームの話し合いに基づいて友好的合意に達した。 政府チームは、石油会社がアイランド社に図書館、病院、バス、仕事、その他の交通サービスを提供することで合意した。」

グループ討議で様々な立場からの意見を出しあうことでビジネス英語について理解を深めることができ、普段関わりのない人とも話し合いを通して関わることが出来たのでいい学びの機会になりました。残り少ない「ビジネス英語」の講義ですが、最後の講義まで受講生みんなで学び、深めていきたいです。

国際文化学科2年 永野 早恭