首都圏の大学生と移民問題を見つめる

積極的に意見を述べる学生たち(写真はマクマレイ研究室提供)

本大学の国際文化学科マクマレイゼミは、6月7日の2限に遠隔会議システムZoomを使って東京の中央大学の学生約30名と合同ゼミを行いました。マクマレイゼミの学生たちは、英語、マレー語、中国語、日本語などの色々な言語で自己紹介をし、海外インターンシップや英語俳句などのゼミ活動について発表をしました。途中で私たちが、質問を投げかけて中央大学の学生に答えてもらう場面もありました。その後は、なぜ人は移動するのかということから移民問題に繋げて討論を行い移民問題についてバランスを保つためにはどうしたらいいのかをそれぞれの国の視点で話し合いました。

台湾インターンシップについて紹介した2年生の竹内さんは、「Zoomを使って英語でプレゼンをするという初めての経験ができて良かったです。自分の思っていること全てを伝えることが難しく、もっと英語の勉強を頑張らないといけないと感じました」と話していました。

「人々の移動」について紹介した4年生の原さんは、「双方の視点はいかに異なるかを理解し現状を理解することが最優先である。近年日本では経済再生等の課題への対応として、移民の受け入れ増加が検討されているが、国民の生活や安全への影響も増加している。本質的な解決策を再考しなければならない。」と話していました。

今回のZoomでの討論会で、中央大学の学生と意見交換をするのはいい刺激になり、移民問題について深く学ぶことができ良い機会となりました。

国際文化学科2年 比嘉 愛琉美