人生最高の3週間――教育実習を振りかえって

2019/07/02

評価授業の様子(マクマレイ研究室提供)

私は5月20日から6月7日までの3週間、宮崎県にある、えびの市立真幸中学校で教育実習を行いました。担当教科は英語で、担当クラスは3年1組でした。全校生徒は約100名の小さな中学校ですが、学校全体の雰囲気としては非常に明るく、豊かな自然に囲まれた素晴らしい学校です。

第1週目は講話や授業参観などを行いました。藤本校長先生からは、教師の方々が日ごろから生徒とどのようにかかわり、思春期である難しい時期を教師としてどのように支えることができるかなど、教育現場でしか感じることのなかったことや貴重なお話をたくさん聞くことができました。

第2週目は担当教科である英語の実践授業と、道徳の評価授業を行いました。まず、実践授業では3年1組と3年2組の計2クラスで火曜日から金曜日まで毎日行い、最終日にある英語の研究授業に向けての練習を行いました。担当教諭である新田先生からご指導をいただき、一から新しく学ぶ内容をどのように教え、生徒に理解させるか、机間指導をすることの本当の意味や役割など、改めて「教育」というものの難しさを知りました。次に、道徳の評価授業では英語とは違い、一度も実際に生徒の前で授業を行うことがないままでの評価授業であったため、50分という授業時間内には収めることができましたが、授業内容自体はまだまだでした。とくに道徳という授業はこれといった答えがないため、生徒自身が考えを深め、教師は生徒の考えをより深くさせるための補助発問や手助けをしなければならないということが難しかったです。

第3週目も英語の実践授業と最終日には評価授業も行いました。実践授業では、3週目にもなると、50分という時間の使い方やそれぞれのクラスにあった授業の仕方などを少しずつ理解できるようになり、一番充実していた週でした。6月7日の評価授業では、マクマレイ・デビッド教授が来校し、参観された。そして評価授業では学んできた内容を100%発揮できたわけではありませんが、自分なりに全力を尽くせたのでよかったです。生徒へ伝えたいことを分かりやすい形で伝える難しさや雰囲気づくりの工夫を実感した50分であった。この3週間はもちろん楽な3週間ではありませんでしたが、生徒たちの笑顔や英語の楽しさを知った時の表情は今でも忘れられず、私の人生にとって最高の3週間になりました。

国際文化学科4年生 今別府 麻生